ラルクとは名ばかり
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イギリス旅行 3

昔、高校生の頃
ヨーロッパの古城の写真集を借りたか買ったか、忘れてしまったけれど
そこで見た一枚の写真がずっと心にあった。
それはお城でなく、草原の中に石で作られた低い塀のようなもの
みどりいろの中をずっと続く石造りの朽ちかけた塀。
イギリスの田舎に来てこれだったんだと、感動した。
多分、放牧している羊や牛が外に逃げ出さないように石造りの塀があるのだと思う。
羊たちはいつどこで見かけても、ずっと草を食んでいる。いつもだ。
一日の大半を食べることに使っている。





湖水地方にあるダヴ・コテージ
詩人ワーズワースが妹ドロシーと暮らした小さな家。
やがて彼は妹の友人のメアリーと結婚するのだが
新婚の夫婦とドロシーは一緒に生活している。
一家は少し離れたところにある、もう少し広い家に移り住むことになる。
ドロシーは彼女自身、作家としての才能のあった女性だったけれど
兄のワーズワースの活動に自分の人生を捧げてしまう。
自分のやりたいことが兄を助けることだと
多分疑いもせずにいたのだと思うけれど
彼女は晩年、痴呆症になり
物静かだったのに時として荒れ狂ったようになったらしい。
自分の本当の気持ちを押さえつけて生きてはいけない
ドロシーを見て、そう思いませんか? と添乗員さんが言った。
残念なことに家の中は撮影禁止だった。
当時のパッチワークのベッドカバーや
小さなライティングデスクがそのまま残されている。
時間が止まったままだ。
頭をぶつけそうに低く狭い子供部屋「ニュースペーパールーム(だったと思う)」は
余りに寒すぎてワーズワースが壁一面に新聞紙を貼り付けたことに由来する。
本当に不便で寒くて大変な暮らしだったのだろう。
けれど、そんな生活がなんとも温かく思える。






ワーズワースが眠る教会の近くにある小さなお菓子屋さん。
ジンジャーの焼き菓子が有名で
味は素朴でとても美味しかった。







ウィンダミア湖クルーズ。寒かった。
もー、この空の色ったらない! 素敵すぎる。







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